"完全硬化型【ミライト製】ガラスコーティング剤"と"トップコート剤"の特徴について
平素はHWテクノロジーオンラインサイトをご愛顧頂き誠にありがとうございます。
この度は、下記商品の特徴をご紹介させていただきます。
◆“完全硬化型【ミライト製】ガラスコーティング剤"
◆"ガラスコーティング用トップコート剤"
「結局どのコート剤がいいの?」
これからコーティングをしようと検討される方がまず初めにぶつかる問題があります。
今や数多くのコート剤が出回っており、ショップによってオススメするコート剤が違ったり、成分は石油系樹脂やフッ素、ケイ素、と色んな種類があり、"一体どれがいいの?"と、よくわからない方が多いかと思います。
ガラスコーティング剤は、大きく2種類に分かれ、【ミライト製】ガラスコーティング剤のように、"固まる物" と "固まらない物"です。
実はガラスコーティング剤と表記しておきながら、固まらないコート剤が数多く存在しているのです。。。
本来ならば「ガラス系成分が含まれたコーティング剤」と表記してほしい所なのですが、このようなガラス系のコート剤は当然硬化しませんので、ガラス被膜を形成する事はできません。
ガラス被膜が形成できなければ耐久性に劣り、被膜の膜厚が確保できなければガラス特有の艶や輝きも得られません。
ガラスコーティング剤を取り扱っているショップ様にご相談される時は、"硬化するコート剤なのか"、是非聞いてみてください。 ※実際に液剤を容器などに垂らして硬化するか確認する必要があります。硬化しないコート剤では施工直後は綺麗に見えたとしても効果は得られません。
◆“完全硬化型【ミライト製】ガラスコーティング剤" の5つの特徴について
(1)従来の分子量が大きなタイプではなく分子量を小さくした"完全硬化型ガラスコーティング"になります。無機のガラス被膜が無機の汚れを引き寄せやすいというのは、分子量が大きなタイプに見られる特有の性質のようです。分子量が小さい場合でもそれ自体は無機ではありますが、分子量が大きなものに比較すると無機の汚れは引き寄せにくいという性質を持っています。分子量の違いがガラス被膜の性質の違いに現れています。
(2)分子量が小さくなることで、緻密な表面にしっかりと入り込みアンカーの役割を果たします。これによってコーティング被膜が取れにくく、効果が長期間維持しやすくなります。 また被膜の表面がより緻密で平滑になることで、汚れが付着しにくくなります。
(3)分子量が小さいことは、ガラス被膜としての安定化にもなります。ポリシラザン系のガラス被膜の膜厚は1μm 未満ですが、【ミライト製】ガラスコーティング剤の低分子量ガラス被膜は 3~4μmという圧倒的な膜厚を確保できております。この圧倒的な膜厚により被膜自体の耐久性が増し、ボディ塗装への外部環境からの保護に重要な役割を果たしております。
(4)分子量が小さいという事は分子量が大きいものに比べ、分子配列の調整がしやすく、その調整により被膜自体の性質を変える事が出来ます。その技術を利用することで、ガラス被膜に撥水の性質を与える事が可能になりました。つまり従来のコーティングが行ってきたようなフッ素やシリコンオイルなどを付加し、強制的に撥水効果を与えるのではなく、分子配列の調整によりガラス被膜自身に撥水という性質を与え、長期間にわたる撥水効果を維持出来るようになりました。他にも被膜の膜厚を厚くするという性質を与えることも出来ます。
(5)【ミライト製】ガラスコーティング剤はガラス濃度 100%・無溶剤です。一般的な量販ガラスコーティング剤は溶剤を入れて濃度を薄くしている事がほとんどです。従来のコーティング剤には溶剤としてトルエンやキシレン、シンナーなどが入っています。これらは塗料を溶かしてしまったりし、塗装に悪影響を与えることが多々あります。
◆"ガラスコーティング用トップコート剤"の特徴について
紫外線に対する予防策において世に出回っている多くのガラスコーティングは紫外線を吸収しないため通過してしまいます。
ワックスやポリマーは紫外線吸収剤を配合しているものがありますが、これらは元々の持続効果が短命のものがほとんどです。
弊社取扱いのガラスコーティング用トップコート剤は紫外線変換剤と紫外線吸収剤を配合した新バージョンとなり、紫外線の影響を軽減する作用を含み、色褪せなど塗装の劣化防止、保護効果が見込めます。
紫外線は私たちの目には見えない短波長の電磁波であり、太陽より地上に多く降り注いでいます。ご存知のようにその紫外線を生物や物質が多く浴びてしまいますと、深刻な被害を受けてしまいます。
紫外線について、簡単に説明させて頂きます。 まずは、下記画像をご覧ください。紫外線はその波長の大きさにより 3 種類に分けられます。
【紫外線の種類】について
① UVA(波長 320–400nm):地上に届く全紫外線の約 95%を占めます。波長が長いため物質の奥まで届きます。それ自体のエネルギーは弱いのですが、時間をかけて物質の内側の劣化を引き起こしていきます。
② UVB(波長 290–320nm):地上に届く全紫外線の約5%を占めます。波長が短いため物質の表面近くに影響を与えます。エネルギーはUVAよりも強く深刻なダメージを与えます。
③ UVC(波長 200–290nm):エネルギーは一番強く、破壊性が最も大きいです。しかし地球上空のオゾン層を突き抜ける事は出来ないため、通常は地上には到達しません。 地上に降り注ぐ紫外線はこのUVAとUVBとなり、物質へ強い影響を与えます。今回のトップコートへの紫外線カット効果は、このUVAとUVBの両者に対する軽減となります。
【紫外線吸収剤 波長対減衰特性】について
地上に降り注ぐUVAとUVBの両紫外線を軽減するガラスコーティング剤(トップコート) を使用することで、塗装の劣化を少しでも遅らせる効果が期待出来ます。紫外線軽減効果をうたう他社製品のものはUVAもしくはUVBのどちらか一方だけというケースはありますが、UVAとUVB両方共に軽減の効果があるガラスコーティング剤は、ほとんどありません。
【備考】
・UVAへの軽減効果:波長320–400nmのUVA帯域の紫外線を可視光線緑帯域である495 ~570nmへと変換する紫外線蛍光剤を含有しています。紫外線ライトにてUVA波長の紫外線を照射しますと緑帯域の可視光線へと変換され光ります。変換されることで、UVA 紫外線が軽減されます。
・UVBへの軽減効果:波長290–320nmのUVB帯域の紫外線を主に吸収し熱エネルギーに 変換する紫外線吸収剤を含有しています。下記画像はこの吸収剤が吸収する帯域の波長特性を示しています。吸収するのはUVB帯域がメインの吸収ピークではありますが、実際には、UVC~UVB~UVA 全帯域に渡っての吸収効果があります。
以上、特徴のご紹介でした。
ぜひともこの機会に、当製品の導入ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。